ウズベキスタン共和国のナマンガン州マトカリモフ副知事が日本の教育を学び州の青少年育成に活かしたいとの意向で視察団を組んで来日されました。
駐日ウズベキスタン共和国大使館より相談を受けたので
中野区と杉並区の公立幼稚園~小学校~中学校の視察と教育委員会や各校の園長、校長との意見交換
また武道を通じた人間形成の場として空手道場少年部の稽古見学
そして教育をライフワークにされている元文科大臣の下村博文衆議院議員との意見交換
最後に日本さくらの会の評議員を勤める黒澤眞次氏、との意見交換をアレンジしました。
まずは
中野区のかみさぎ幼稚園
幼稚園入り口にはウズベキスタンの紹介が貼ってありウズベク語の歓迎メッセージとおもてなしの心に感激
続いて中野区立北中野中学校と武蔵台小学校の視察
パソコンを使ったIT教育では生徒さんがそれぞれ自作のオリンピック・パラリンピック新聞を作っていました
武蔵台小学校では児童との給食体験やサプライズ演奏もあり、教育長との熱心な意見交換が繰り広げられていました。
杉並区では区立小中一貫校である和泉学園を訪問しました。近代的設備や充実した図書館には圧倒されたようですね。
この日最後のプログラムは
日本武道を通じた健全な青少年の育成という視点で
新極真会元世界チャンピオンであり、今年の世界大会優勝で連覇を果たした現役世界チャンピオン島本雄二選手のトレーナーを勤める鈴木国博師範の赤羽道場を見学させて頂きました。実は鈴木国博師範は急性白血病という重大な病と闘っているなか、日本武道の素晴らしさを伝えてほしいと快く引き受けてくださいました。当日はドクターストップがかかり元全日本女子チャンピオンの奥さまがしっかりと対応してくださいました。闘神の復活を心よりお祈り申し上げます。
そして金曜日は元文科大臣で教育をライフワークにされている下村博文衆議院議員との面談ではご自身が9才の時に事故で父親を亡くしさまざまな人に支えられていまに至った経緯とすべての子供に公平な機会を与えたくて政治の道を志した想いを語ってくださいました。
土曜日にはさくらを通じた文化交流を手がける
日本さくらの会黒澤眞次評議員お連れして大使館に表敬訪問をしました。
ナマンガン州は肥沃な土地で街をあげて花を大切にする文化を持ちます。さくらを通じた日本とウズベキスタンの交流促進に強い意欲を持っています。
今回の視察は極めて高い満足度を得られたようです。